No.013
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Scene05
スナック葵


再びスナック葵。

マキ
お待たせぇ。ごめんね、遅くなっちゃって。

しずく
マキたんお疲れ。

めぐ
お疲れ様です〜。

マキ
あ、まだお客さん来てない?

しずく
ぜんぜん。

マキ
よかったぁ〜。

しずく
もうダメだな、ココ。

めぐ
えぇ〜。

マキ
そんなこと言ってたら、ママに怒られるよ〜。

ママ(声)
何か言った?

3人
げ、地獄耳。

客とママが入ってくる。

ママ
はぁい、天さんのご来店でーす♪

しずく
あらぁ、天さんおひさしぶりぃ。


あ、やった。今日たくさんいるじゃん。

ママ
それじゃ、みんなよろしくね。あたし、ヘアセットの続きしてくるから。(引っ込む)

マキ
アレ完成形じゃないんだ。


あら、君たちが新人ちゃん?ん〜かわいぃっ♪

めぐ
はーい、めぐです。

マキ
はじめまして、マキです。


ねぇねぇしずたん、今日もアレいいかなぁ?

しずく
もう天さん、好きなんだからー。


そりゃ僕がココ来るのは、しずたんがアレ付き合ってくれるからだもん。

マキ
え?なに?


ねぇねぇ、2人もいいよね?ママから新人入ったって聞いて、みんなの分の新作持ってきたんだよね。

めぐ
ねぇ何?

マキ
何なんですか?

しずく
モデルよ、モデル。写真の。


ちゃんと人数分のボトルおろしてくからさぁ。

めぐ
え?・・・エッチなのじゃない?


何言ってんの〜、そんなのエッチなのに決まってんじゃーん♪

め&マ
えー。

しずく
しかも、コスプレっ!

め&マ
えー。


今日は新人2人にちょっと過激なの、用意しちゃったんだぁ。

めぐ
過激な、

マキ
コスプレ・・・。

めぐ
あたしいやぁ〜。

しずく
大丈夫絶対可愛いからさ。

め&マ
そういう問題じゃないよ〜。


さぁさぁ、ごちゃごちゃ言ってないで、早速いいかなぁ?

しずく
いいけど、ちゃんと飲んでってよぉー。


わかってるって♪んじゃ、とりあえず、いつものおろしちゃって。

しずく
ママー、特製ヤクルトいっちょー!

めぐ
ヤクルト?

ママ(声)
はいよー!!特ヤク頂きましたー!

マキ
ここヤクルトあったんだ・・・。


はいはい、コレなんだよコレ。(鞄からはコスプレされた手袋)

めぐ
何コレー!


見ての通り、手袋だよ。

しずく
天さんね、「指フェチ」なの。


僕はそんなお変態じゃないよ!失礼しちゃう!僕は「指コスプレフェチ」なんだから!!

しずく
ごめんなさぁい。


はい、これこれ。みんな早く!

めぐ
なんかかわいいー。


でしょでしょ?じゃ、マキたんにはこれ。

マキ
ありがとうございます〜。

盛り上がる店内。

上手に助六が現れる。


助六
あれ?何だ・・・ココに入ってったのか?どうして!?ピザ屋辞めちゃったのか?

ブービー
YOYOYO〜。

助六
え?

ブービー
彼女はピザ屋を退職?♪(あおる)

助六
退職。

ブービー
錦のスナック転職!♪

助六
転職?

ブービー
おいらはスナック完食★♪

助六
完食。

ブービー
そんな感じ?いい感じ?おやつは3時で夕飯6時、夜食の10時じゃ足りない感じ!!

助六
食い過ぎだよ。てかお前フツウに話せないのかよ。

ブービー
だいぶおいらのリズムに乗ってこれるYOになったじゃねぇYO。

助六
だいぶ慣れたよ。相手するのも。ていうか、何でお前ついてくるんだよ。

ブービー
やっぱ1人じゃヒマなんだよなぁ。

助六
ヒマだからって動き回らなくたっていいだろ。

ブービー
オレは今スケロックの守護霊なんだベイベ。

助六
えー!?

ブービー
ヘイベイビー、いつもの行くYO!

助六
は?

ブービー
オレの、ソウルは、クールだYO!

助六
・・・・。

ブービー
ノリわりぃなぁキミ。へいカモン♪

二人
オレの、ソウルは、クールだYO!

二人、去る。

スナック「葵」、店内。
指コスプレフェチの撮影会と化している。



いいねー、しずくちゃんそれいいよぉー。

マキ
ねぇ、天さん。コレはどう?


いいねー。マキちゃんもいいねぇー。

めぐ
私、コレ!

しずく
かわうぃうぃ〜。


いいよいいよー。

ママ
ちょちょちょ、ちょっとぉ。それなぁに?ママのはないの?


あ、ママ!もちろんあるよ。はいコレ!

カバンから手袋を出す客。

ママ
じゃじゃじゃ〜ん・・・・・、って、ゴム、てぶ、じゃーん・・・・

ママ&めぐ&しずく
かわうぃうぃ〜♪

ママ
え?ほんと?これかわうぃうぃの?かわうぃうぃ??

楽しそうで異様な雰囲気の店内。
助六とブービーが下手に現れる。


助六
あ、-------マキちゃん!

ブービー
おーいえす!やっぱり転職、ゆーショック?夕食?ねぇママ、夕食まだーマザー??

助六
マキちゃん、ピザ屋は、どうしたんだよ?

ブービー
おいおいスルーかYO?

助六
まさか、オレのせいで------。

ブービー
ヘイヘイ、スケロックのせいじゃねぇよ。

助六
どうしてだよ?

ブービー
彼女は立派な大人だぜ、自分で決めて、ライフをエンジョイしてんだよ。

助六
まぁ確かに、そうかも知れないけど、でも、

ブービー
でも、じゃなくてYO------!?

助六
どうした?

ブービー
いや、何でも、ねぇよ。

助六
何か、変だぞ。

ブービー
スケロック、見ろよ。

助六


ブービー
元気そうじゃねぇか。

助六
・・・・そうだな。

ブービー
そうか、ここにいたのか。元気そうで、良かった。

助六
そう言われると、なんだか少し、安心したよ。オレ、カラダに戻れそうな気がするよ。

ブービー
そうか、頼むぜスケロック。

-----暗転





【 彼女の笑顔は 】




【 オレがかつて 見たそれとは 】




【 何だか少し 違って見えた 】





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