No.012
[A day in the Life]


Episode00
[私の現状]


----雑踏。

行き交う人々、車、自転車。
そしてそれらをふき抜ける風。
と、時が止まる。


カザリ(声)
私はカザリ。
今の私には、カラダが無い。
端的に話すと、私は今、「幽霊(幽体離脱?)」の様な存在になっている。
誰からも、私の目?からも、私の姿は見えない。幽霊って、自分からはせめて、透けてみえるものだと思っていたけれど、全然そうじゃない。何か変な感じ。手も足も何も無いのって。

あと、私はこの場所から動けない。カラダを持たないのだから、運動ができないのはあたりまえか、なんて素直に理解してみたけれど、コレってかなり不便。これじゃ何にも 出来ない。どうすればいいんだろ、困ったなぁ・・・。

ミミズク
何て事を考えてたら、私はある事に気がついた。
実は結構カンタンに、カラダを手に入れられると言う事。

テッペエ
誰かのカラダに無理矢理入れば、そのカラダを使って私は動く事が出来るのだ。
まるで乗り物に乗っているみたいに。

若旦那
うん、これなら(たぶん)なんとかなりそう。

ユキヒコ
早く自分のカラダに帰ろっと。

それぞれの時間に戻る4人。

----暗転




【私はカザリ】

【今の私には】

【カラダが無い】




【fuzzy m. Arts】

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