No.林
[ e-てんき ]


Episode04
恋愛捨身






【2004年6月20日】




僕らは栄で待ち合わせ。今度は僕の方が早く着いた。僕にだって学習能力はあるんだ!

切符を買って改札を通る。いつも別れる階段を一緒に下りて、電車に乗る
これって・・・・はたから見たら、僕らはどう見てもカップルじゃん!僕のテンションは、こないだのデートを思い出して自然に上がっていった。






食事の場所は、港区にあるオシャレなバー「シュガーケイン」。
団長オススメのバーで、ファジィメンバーでも何度か行った事のあるお店だった。
一見わかりにくい入り口から階段を下りていく。重い扉を開けると、そこには常連客達が1日の疲れを癒す、至福の空間が広がっていた。






バーテンのお兄さんにオススメのオリジナルカクテルをお願いして、2人で大人の雰囲気を味わった。
彼女はカクテルおいしさに酔いしれ、やがて本気で酔っぱらって少し気分を悪くしてしまった。
彼女がトイレに行っている時にお兄さんと話をした。

天騎
僕、今日、彼女に告白するんですよ。

バーテン
えっホント?頑張ってよ!じゃあ後で応援ソングをかけちゃうよ!

彼女が帰ってくると、お兄さんはRCサクセションの「トランジスタラジオ」という曲をかけてくれた。忌野清志郎は歌った。
「うまく言えた事がない〜、あいあい」ってそれじゃダメじゃん!!






帰り道、酔いをさまそうと、散歩に誘った。ココをまっすぐ行けば、公園がある。そこで告白をしよう。
そう思って、まっすく歩いた。すると5分も歩かないうちに行き止まりになた。結局公園に行かず引き返した。
神は僕を見放したのか?僕は弱気になった。今日はやめとこうかな、そう思った。

その時。





【 そのままじゃ 】

【 いつまでたっても 】




【 友達のままだよ 】





エミちゃんの言った言葉が僕の脳裏をよぎった。

このままじゃダメだ。このままじゃ何も変わらない。結局、最後は僕自身が頑張らなきゃ、何も変わらないんだ!!僕の覚悟は出来ていた。






天騎
実はさ、今日、言わないかんことがあるんだわ

彼女
え?何?どうしたの?

天騎
うん、実はね----

彼女
うん。

天騎
キミの事が好きなんだわ

僕は言った。ついに言った!捨て身ながらも僕はついに彼女に告白をした!すると彼女は






彼女
え?なんで??

と、もの凄く驚いた。

天騎
え?何でって?

彼女
私?

天騎
うん、そう。

彼女
-----え!?

そんなに何度も驚かなくたっていいじゃないか!?






それから駅に向かう間、終始彼女は無言だった。

フラれるなぁって思った。これから、今まで通り話せるかなぁ?僕はガンガン話せるけど、彼女の方は微妙は感じになっていくんだろうなぁ。
しまったー。早すぎたのかなぁ?石田兄弟の口車に乗った僕がバカだったのかなぁ?でも、結局決めたのは僕だ。確かに今、そう思ったんだ。僕は間違っていない。だから、これは、なるべくしてこうなったんだ。
よし、この際、僕の全部の気持ちを言ってしまおう。それでいいや。気持ちを知ってもらうだけでいいんだ。それで僕は十分。そして僕は、彼女に言った。





【 僕は 】

【 君の事が 】

【 ホントに好きだから 】




【 僕は 】

【 君の事を大事にするよ 】





だから、僕とつき合って欲しい。

すると彼女は少し考え、僕に対してこういった。
























【 うん いいよ 】












え?どうして!?

僕は思わず聞いてしまった。
告白をして、OKをもらって、その理由を聞くヤツがいるだろうか?
僕です!それは僕です!そんなヤツがここにいます!!あとさき考えずに僕は思わず聞いてしまった。
すると彼女は、また少し考え、こういった。









【 断る理由が 】

【 見つからないから 】







うん、その答えはとっても微妙だった。
正直、今、こうして話す事もちょっと戸惑った。
でも、それが事実。良くも悪くも、彼女はそう答え、OKしてくれたのが事実。そして、その後すぐに電車内だと言う事も関係なしに僕は思わず泣いてしまったのも事実だった。

彼女との出会いが、彼女への告白が、僕に教えてくれた。
チャレンジしなければ、何事も始まらないと------。
僕が、捨て身で頑張ったこの恋愛は、今も続いています。










【to be continued...】




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