No.林
[ e-てんき ]


Episode01
メガネーズ<<修学旅行編>>






【Epsode01:メガネーズ<<修学旅行編>>】




【石田君の恋(林君も)】





夏の修学旅行。
そこはハヤシティ唯一の行楽地、テンキーランド。

林君・石田君(メガネーズ)は同じ班のはるみとアツ子とはぐれてしまう。


林君
もう、くまのぶーさんどこ行ったんだよ。写真撮りたかったのに。

石田君
うわーデッケェお城。あ、早くアレ乗りに行こうよ。

林君
何言ってるんだ。次はメリーゴーランドだろ、女子と。んふふ。

石田君
個室の恋物語。ぬふふ。林君、修学旅行ってこんなに楽しいものだったんだね。

林君
小学校は二人そろって、食中毒。

石田君
中学校は行きのバスで置いてきぼり。

林君
サービスエリアで3日間野宿だよ。 それが今回はどうだい。

石田君
楽しい、楽しすぎるね。

二人で感涙の舞。

石田君
あれ。林君、肝心の女子は?はぐれたのかな?

林君
探さなきゃ。じゃないと個室の恋物語が、

石田君
異色の恋物語になっちゃう。

林君
まったく困ったもんだ。女子は班行動も出来ない下等な生き物なのか?

石田君
おーいー!はるみさんを侮辱するなよ。

林君
石田君。DOで殴ることはないんじゃないかいDOで。はぐれるはるみが悪いんじゃ・・・

石田君
おーいー!はるみさんを呼び捨てにするなよ

林君
DOの次は目潰しかい。メガネがなけりゃ潰れてたよ。なんだいさっきからはるみさん、はるみさんって、あ、ひょっとして君はるみさんのこと・・・・

石田君
まままままさかー

林君
はるみさんは目が大きくて、スタイルいいからなぁ。

石田君
だだだだだよねー。僕、はるみさんのこと好きなんだよ。

メガネーズ、求愛の舞。停止後奥に移動。そこへ、はるみとアツ子がやってくる。

アツ子
やっとメガネーズ撒けたね。

はるみ
さすがにメガネーズと観覧車は無理よね。

アツ子
そう言えば、昨日はお弁当作りあいっこしてきたんだよ。

はるみ&アツ子
やだ、きもーい。

アツ子
追試の出席率、皆勤賞だし。

はるみ&アツ子
ほーんと、バカ!

アツ子
カバディ5年もやってて補欠にも入れない。

はるみ&アツ子
ほーんと、いいとこなし。

アツ子
大体あいつらカバ部ってとこからしてきもいのよ。

はるみ
カバ部は別にいいんじゃない?カバディってインドやバングラディシュの国技なんだよ。

アツ子
はるみ詳しいんだね・・・。

はるみ・アツ子と林君・石田君が前奥入れ替わる。

林君
じゃぁ僕が君の恋のキューピットになってやるよ。

石田君
えぇ、突然なんだい?

林君
幸せになって欲しいんだ。君は僕の友達だからね。

石田君
林君・・・

林君
そうと決まったらお化け屋敷に行こう。人間は恐怖の中にいる時、一方的に他者の望みに従ってしまう事があるんだ。

石田君
僕の何が望みなの?(自分の身体をかばう)

林君
僕が君を望み通りにしてどうするんだい?君とはるみさんが一緒に行くんだよ。そこで君はしっかりはるみさんを守り、最後に告白するんだ。答えは君の望み通りさ。

石田君
林君がキューピーに見えてきた。

林君
キューピットだよ。頭とがってないだろ。

石田君
でもそんなにうまくいくのかな?自信ないな。

林君
確かにはるみさんは、君にとって断崖絶壁に咲いた一輪の花だ。

石田君
なにそれ?

林君
今君はその花を摘み取りに行こうとしている。それはすごく怖いと思うよ。無理かもしれない。

石田君
えぇ?

林君
でも挑戦しなきゃ何も始まらない。さぁ勇気を出すんだ。君は勇敢なチャレンジャーだ。

石田君
チャレンジャー石田、頑張ります!はるみさん探さなきゃ。

林君
どこから探せばいいのや・・・

メガネーズ
あ。

林君
あれは?

石田君
あの二人は!?

林君
アツ子と!

石田君
かわいいはるみさん!!

メガネーズ
見−つけーたー。

雑談しながら歩くはるみとアツ子。林君・石田君がはるみ・アツ子を囲む

石田君
君たち、

林君
探したよ。

はるみ&アツ子
げ!メガネーズ。

林君
君達みつけるのに、ちまなこさ。

石田君
そう、そう。なまこ・・・ぷるぷるぷる、にゅるーん(なまこの真似)

林君
石田君。ちまなこだよ。なまこじゃ・・・・うわ、きもい。

はるみ
ねぇ、どうする?

アツ子
どうするって、二人がバカやってる内に逃げよ。

はるみ
う、うん。

メガネーズ
カバディカバディカバディ・・・(つぶやくように)

アツ子
うわ、守備体制になってる。

林君
またはぐれちゃ困るから、君達とはこれで移動するよ。

はるみ
・・・ちゃんとついてくから大丈夫だよ。

林君
あ、それじゃ手をつないで行こう(石田君に目配せ)。さ、行こうアツ子さん。

アツ子
わ、ちょっと。触らないで(手をはたく。)

林君
なんだよ、ひゅっとして照れてるのかい?

アツ子
ばっかじゃない。てか寄らないで、あんた夏場はくさいのよ。

林君
なんだと、君だってニオイくらいあるだろ(アツ子のニオイを嗅ぎまくる)

アツ子
変態。

林君
あ、この臭い癖になる。

石田君
何嗅ぎ合ってるんだよ。

アツ子
私は嗅いでない。

はるみ
まぁまぁ、早く行こうよ。

アツ子
あ、うん。

林君
ほら(手を差し出す)

アツ子
触るなコラ。

林君&アツ子、去る。

石田君
はるみさん。僕たちはちゃんと手をつないで、

はるみ
あ、はぐれちゃうよ。行こう。

石田君
あ・・・。

お化け屋敷へ行く向かう2人。
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