No.003
[ Time passed Me by ]


Scene11

エピローグ






【 そして再び、時が流れる 】





上手、音々にライト。

音々
ずっと一緒にいたら分かり合えるなんてことはない。
離れていて初めてわかるなんて、それもほんの少しのこと。
そばにいたって離れていたってわからないことはいっぱいある。

たぶん、これから、一緒にまた時間を過ごしたって、時間が与えてくれる二人の理解なんて、思ってるほど多くない。
それは、そういうもの。
他人を理解するって、それぐらい難しいこと。自分自身を一生懸命分析して、自分は、こういう人間なんだって言ったところで、大切な人でも、わかってもらえない。自分じゃないから、仕方がないけど。でも、本当は、やっぱり、理解して欲しいよね。一生懸命、話してるんだから。

私、無理でもまた、一緒に時間を過ごして、スケを少しでも理解して、私のこともわかって欲しい。だから、あなたのこと、いつまでも待ってるから。

だから
・・・・だから
安心して、帰ってきてね。

下手、助六にライト。

助六、音々を見つめる。

助六の視線に気づき、見つめ合う二人。


音々
スケ・・・・。

助六
・・・・・久しぶり。元気にしてた?

音々
----うん。

-----暗転





E N D



※無断転載、無断複写を固く禁じます。上演許可申請の際はお問い合せよりメールを下さい。

上へ戻る
目次へ戻る
台本一覧へ戻る
TOPへ戻る

fuzzy m. Arts