No.003
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Scene07

音々とミサキ


酔っぱらった音々をつれてミサキが部屋に入ってくる。

ミサキ
もぉー、何で、こんなんなっちゃうのよぉ。

音々
ダメなの?

ミサキ
ダメじゃないけど。

音々
殿さんがいっぱい飲ませるんだもん。

ミサキ
ねーたん自分で飲んでたじゃん。ママちょっと怒ってたよ。

音々
うそ、やばーい。

ミサキ
ねーたん、しっかりしてよー。

音々
しっかり?・・・・いやぁ、もう、ダメ。

ミサキ
は?

音々
ダメなの。

ミサキ
何が?

音々
私、しっかり出来ないの。全然。

ミサキ
訳のわかんないこと言ってないで、ちゃんとお風呂入ってよ。

音々
一緒に入ろー。

ミサキ
無理だって、狭いんだから。

座り込み、泣き出す音々。

ミサキ
ちょっと、ねーたんどうしたの?

音々
・・・・・私、どうすればいいかわかんないの。

ミサキ
何が?

音々
よくわかんないの。

ミサキ
何がわかんないの?

音々
ねーミサキ。

ミサキ
なぁに?

音々
ありがとね。

ミサキ
は?

音々
・・・・・(また泣き出す)。

ミサキ
もー、今日ねーたんヘンだよぉ。

音々
ミサキがいなかったら、私、おかしくなってた。

ミサキ
・・・・あの人が、入院したとき?

音々
そう。

ミサキ
・・・・ねーたん、私、純粋にねーたんのことが好きだよ。

音々
私、弱虫だよ。

ミサキ
関係ないよ。私、多分もしねーたんが男の人だったとしても好きだと思う。

音々
どうして?

ミサキ
わかんない。

音々
・・・・ありがと。私、どうしたらいいかわかんなくて・・・。

音々を抱きしめるミサキ。

ミサキ
大丈夫。大丈夫だよ。

音々
・・・・ミサキ、私より年下なのに、ずっと大人みたい。

ミサキ
そうかな?

音々
うん、頼りになる。

ミサキ
ねーたんがコドモなんじゃないの?

音々
・・・・・そーかな。そんなことないよぉ・・・・・。

そのまま寝入る音々。
優しく音々の額にキスをするミサキ。

-------暗転。


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